IPASとは
概要
スタートアップに向けた知財アクセラレーション事業(IP Acceleration program for Startups、通称IPAS(アイパス))は、創業期(シード、アーリー)のスタートアップを対象に、ビジネスを専門とする者と、知財を専門とする者からなる知財戦略プロデューサー(ビジネスメンター・知財メンター)のメンタリングチームが、スタートアップのビジネスに対応した適切なビジネスモデルの構築とビジネス戦略に連動した知財戦略の構築を支援します。
メンタリングチーム
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知財戦略プロデューサー
(ビジネスメンター)ビジネスモデルの構築や製品戦略の構築等について、メンタリングを行います。
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知財戦略プロデューサー
(知財メンター)知財戦略の構築や、ビジネスモデルへの知財活用の視点の反映等について、メンタリングを行います。
支援
創業期スタートアップ
会社の現状、アイデア等自社の状況や課題を整理し知財戦略プロデューサーに提供、それに基づいたアドバイスを受けます。
支援内容
メンタリングプロセス例
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知財/事業戦略の診断- コアコンピタンスの確認
- ターゲット市場の確認
- 知財取得状況、戦略の確認
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戦略のブラッシュアップ- 収益モデルと技術仕様の融合
- 資本政策と知財戦略の融合
- 模倣、独占対策の深化
- 市場拡大/ピボットの検討
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成長戦略- マイルストーン/資本政策
- 外部連携方針の具体化
- FTOと独占戦略の具体化
- 各種出願戦略
期待できる効果
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顧客にとっての価値を反映した技術・製品・サービスの開発
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技術面における信頼獲得により
資金調達や大企業との協業を有利にする -

大企業との協業形式の選択肢(ライセンス等)を増やす
スケジュール
創業期のスタートアップを対象に、知財戦略プロデューサー(ビジネスメンター・知財メンター)のチームを派遣して、自らのビジネスに対応した適切な知財戦略の構築に関するメンタリングを行う「メンタリング支援」を実施します。
| 支援者 | 支援回数 | 支援件数 |
|---|---|---|
| 知財戦略プロデューサーのチーム (ビジネスメンター・知財メンター) |
2時間×10回 | 20件/年程度 (第1期: 10件程度 第2期: 10件程度) |
IPAS支援プロセス
| 応募期間 | 支援期間 | |
|---|---|---|
| 2026年度第1期 | 〜2026年5月上旬頃 | 2026年8月~2027年1月 |
| 2026年度第2期 | 〜2026年9月上旬頃 | 2026年12月~2027年5月 |
- スケジュールは、状況に応じて変更することがあり得ますので、あらかじめご了承ください。
- 応募は通年受け付けています。
- 採択審査を通過しなかった場合にも、希望によりINPITの「スタートアップ知財支援窓口」でサポートいたします。
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